2011年08月

石狩データセンターの現地工事状況(その2)

石狩データセンターの現地建設工事状況につきまして、前回の記事掲載から間があいてしまい失礼いたしました。
5月以降の現地の様子を簡単に紹介させていただきます。

 

5月上旬の様子です。鉄骨が本格的に建ち始め、建物の形がわかるようになってきました。

引いてみると、こんな感じです。

 

5月下旬の様子です。引きで見ると、水平方向にどんどん建物が伸びているかのような変化があります。

1Fのとある部屋の様子です。床はある程度できていますが、壁などはまだできていません。

 

6月上旬の様子です。一気に鉄骨が建ち揃い、建物のボリュームがはっきりわかるようになりました。このあたり、週単位でどんどん形になっていく施工の速さには、ただただ驚いたものです。

1階の内部の様子です。天井が徐々に作られていっています。

 

6月下旬の建物全体の様子です。屋根や外壁が全体の4割程度まで施工されていっています。

1F建物内部のとある部屋の様子です。壁も作られ、部屋らしくなっています。

 

7月上旬の様子です。屋根、外壁がほぼ全域で施工完了しています。イメージイラストにかなり近づいてきました。

1F建物内部に、電気関係の盤が搬入設置されだしました。データセンターの心臓部ともいえる設備群です。

2Fの建物内部です。天井が貼られたら、このダクトはもう見ることができなくなります。

 

5月から6月、そして7月にかけて建物が一気に形づくられ、現地に行くたびに驚きの声をあげていました。スケール感に圧倒され、ただ鉄骨が建ってるだけなのに「凄いな…」と思わせる何かがありました。

(設備担当「か」)

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「さくら石狩HVDCプロジェクト」都内DCでの実証実験結果について

5月10日に「HVDC(高電圧直流給電)システムの実証実験発表について」として本ブログ上で記事を記載させていただきましたが、5月から7月にかけて行った都内データセンターでの実証実験が終了し、当初の目標であった電源の総合効率90%以上を無事クリアできましたので、次の試験フェーズである石狩データセンターでの実証実験に進むことが決定しました。

▼さくらインターネット 都内データセンター HVDC検証システム

▼今回実験に利用した直流12Vサーバ機器

▼HVDC効率性の検証ポイント

今回の検証結果では都内データセンターのUPS給電方式での電源効率と比べた場合、HVDC方式は30~32%の効率改善が見込める結果となりました。
この結果から、石狩データセンターで導入する最新のUPS給電方式での電源効率と比べても20%程度の改善効率が予測(期待)できます。

あらためて記載しますが、今回のHVDC(高電圧直流給電)システムでは主に以下の項目に効果があげられると考えております。

・最大2割の消費電力を削減できる
・設備コストの削減(ケーブル設備の簡素化が可能)
・故障リスクの減少による信頼性の向上
・各種エネルギーの活用が将来的には可能となる
(太陽光や風水力等の自然エネルギーは、交流変換することなく直流のまま給電が可能である)

 →日本一の高効率(省エネ)サーバシステムの実現へ

なお、今回都内データセンターで利用したメーカー製サーバは1社1機種でしたが、石狩データセンターでの実証実験フェーズでは、複数のメーカにも賛同いただける予定となっておりますので、今後HVDC12Vシステムの普及に拍車がかかるものと期待しております。

石狩データセンターの本工事の構築に加えて、HVDCシステムの石狩データセンターでの実証実験の構築も引き続き頑張っていきたいと思います。

(石狩プロジェクト担当「うま」)

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